がん治療とメシマコブ

メシマコブの特徴:多糖体を構成している糖の組成と異なること

メシマコブの特徴の 一つは、多糖体を構成している糖の組成と異なることです。

 

抗腫瘍作用を発揮するキノコの成分はグルコース(β−グルカン)だと見られていますが、『メシマ コブ』にはβ−グルカンの含有量が他に比較して少なく変わりにマンノースやガラクト−スの占める割合が高くなっています。

 

また、もう一つの特徴は、すでに保健薬としてガンの治療などに使われているシイタケのレンチナンやカワラタケのクレスチン(分子量薬10万個=100KD)に比べて分子量が15万個と 大きいことです。

 

こうした糖の組成や分子の量に大きさの違いが、傑出した抗腫瘍作用を示している理由と推定されていますが、まだ完全に解明されているわけではなく、研究は今も尚継続して進められています。

 

末期がんでも腫瘍の消失や縮小をみるケースが現れていることは事実です。
しかし、「大丈夫」と太鼓判を押せるだけの十分な臨床データが集まっているわけではなく、今後より多くの経過観察が求められるのはいうまでもありません。

 

末期がんに対して「メシマコブ」に最も期待されているのは延命効果です。
ガンの治療においては、ガン特有の痛みや吐き気,倦怠感などの苦痛を取り除き,日常生活における良好状態を長く保てるようにするのも目的の一つです。

 

まず、キノコなどを食べて体の免疫力をあげるメカニズムを説明しますと、そのほとんどは消化吸収によるものではなく、「腸管免疫」という作用によるもので す。

 

分子量の大きなグルカンなどの多糖体は人間の消化機能では吸収できるまで小さくなることは期待できません。

 

また、吸収は小腸で行いますが、脂溶性のも のでないと吸収はされません。

 

水溶性の多糖体は吸収はされないのです。

 

更に、たとえ多糖体が細かく分解され、吸収できるようになったとしたら、免疫活性はなくなるでしょう。
つまり、グルカンの効果は巨大分子の高次構造に依存しているからなのです。

 

そこには、適度のたんぱく質の結合などが必要と考えられています。
キノコの種類により効果は変わるのかと いう点です。

 

たとえば、βグルカンを例に挙げれば、糖がたくさん鎖状につながったものがグルカンの構造です。

 

その結合様式でβとかαと呼ばれます。

 

更に、 その一直線上の鎖に横に側鎖が伸びています。

 

この側鎖もどこに結合しているか、長さはどのくらいか、側鎖のつく間隔はどのくらいかによって、まったく免疫 活性は異なるのです。

 

そして、キノコの種類によって、これらの構造はそれぞれ異なっていることが明らかになってきました。

 

ですから、メシマコブ、アガリク ス、鹿角霊芝のβグルカンはそれぞれ異なるということです。

 

もちろん、同じアガリクスでも菌種が異なれば違うのは当然です。

 

人間はそれぞれ個人差があります。
現在研究されている医療はそれぞれの人に一番あった医療をしようとしています。
特に、薬では人によって反応が違うのです。

 

天然物として多種類の成分が含まれる機能性食品は個人によって反応が違うのは当然です。
個人差は、体質の差であり、それは遺伝子の差でもあるわけです。

 

まだ、その違いが解明されていないのでメシマコブ、アガリクス、鹿角霊芝などのどれが自分に良いかは、やはり飲んで見なければわからないということに なります。