長崎県五島列島のはるか沖合いに浮かぶ男女群島の中の女島。この島に自生する桑の木にこのキノコが寄生すると、その強い生命力から桑の木が枯れ死してしまうといわれています。
その島にちなんで名付けられたのが「メシマコブ」(学名 Phellinus linteus)です。
メシマコブは、タバコウロコダケ科に属するキノコで、長崎県男女群島、女島(めしま)に多く自生することからメシマコブとよばれています。メシマコブは成長するのに20~30年もかかり、栽培も難しいことから、あまり研究が進んできませんでしたが、近年、韓国でメシマコブの菌糸体の培養に成功。抗がん性の免疫を増強する作用があります。
免疫増強効果
免疫傾向染色法によってメシマコブはがん患者のT細胞、B細胞、NK細胞、マクロファージの数値を増大させる免疫増強作用があることが確認されています。
予防効果
メシマコブによって高められた免疫機能は、がん細胞はもとより外部から侵入した抗原を遮断し疫病を予防します。免疫調整作用のあるメシマコブには、免疫機能の問題によって生じるさまざまな病気を改善する可能性があります。
抗がん効果
1980年代には、メシマコブ培養菌糸体の熱水抽出物を使って抗癌作用を確認、エールリッヒ腹水がん、肝臓がん、胃がん、肺がん、胆管がん、結腸がん、直
腸がん、子宮がんの研究を行った。エールリッヒ腹水がんのマウスの研究で、メシマコブ培養菌糸体の熱水抽出物とコントロール(生食水)を比較した結果、メ
シマコブがマウスの延命率、延命日数を著しく高めることがわかっている。
相乗効果
化学療法剤との併用で副作用を減少して 術後患者に科学療法と併用すると、抗がん効果が著しく増強します。がんの患者さんの中には、病院で抗がん剤の治療を受けながらメシマコブを服用している方が大勢います。
安全性
生体直接投与でメシマコブには細胞毒性が無く安全であることが判明しています。
そのため中断なしに長期投与することが可能となり、化学療法剤との併用で副作用が減少します。メシマコブに細胞毒性がないことは、韓国化学研究院毒性研究
所(国際GLP認定機関)により、厳格な安全性試験で無毒性が立証されています。実際、メシマコブの利用者から副作用が出て困ったという苦情は出ていませ
ん。
耐性
メシマコブの投与によって増強された免疫機能は、一定量のメシマコブの連続投与によってその免疫機能がダウンすることはありません。
進行ガンでも最後まであきらめてはいけない。
ガンの治療の選択肢は大変多くなりました。病院ごとに得意な治療方法があると言ってもいいほどです。
| ガン臨床医のお話 宇野病院理事長のメッセージより |
| 医療法人鉄友会 宇野病院 http://www.uno.or.jp/ |
| 〒444-0921 愛知県岡崎市中岡崎町1-10 |
| 当院理事長からのメッセージ
進行ガンでも最後まであきらめてはいけない ガ ンの治療の選択肢は大変多くなりました。病院ごとに得意な治療方法があると言ってもいいほどです。ある病院で対応できない治療法でも、別の病院なら可能と いう場合もあります。放射線の優秀な医師や、免疫療法に強い医師がいたり、坑ガン剤治療を上手に行う医師がいる病院もあります。このようにガン治療の選択 肢は広がっているので、末期ガンと診断されても、余命を宣告されても、決してあきらめないでほしいと思います。 一つの病院で、末期ガンで手術は不可能と診断されたり、抗ガン剤治療の効果は期待できないといわれても、別の病院でセカンド・オピニオンを求めてほしいと思います。納得できなければ、さらに別の病院でサード・オピニオンを求めてもいいでしょう。 私 は、ガン患者さんにガンの治療を主体に痛みに対してペインクリニックを考慮しながら、免疫力を高める作用の高い「メシマPL2・PL5を勧めることが多く なりました。「メシマPL2・PL5」で免疫力をできるだけ高い状態に維持しながら、納得のできる治療を受けてほしいと思うからです。他のキノコに比べ て、「メシマPL2・PL5」の免疫力強化作用は確かに高い手応えがありますし、韓国で医薬品として認可されている「メシマPL2・PL5」なら安心して 患者さんにすすめることが出来ます。 宇野病院 理事長 宇野甲矢人メシマコブ紹介 ずば抜けて高い抗ガン作用を持つキノコ「メシマコブ」 多くのガン臨床医から注目されているメシマコブは、樹木の幹にコブのように生えることからキコブタケ属」と呼ばれているキノコで、学名は「フェリナス・リンテウス」です。 1992 年から韓国で科学技術省主導による国家プロジェクトが発足し、メシマコブの有効成分をいかした新薬開発への取り組みがスタートしました。製薬メーカーや大 学などが一体となってメシマコブの薬利作用の研究が行われ、日本や韓国など各地から選定したメシマコブ菌株の中でも特に抗ガン作用が高い二種類の菌株がそ れぞれ「PL2」「PL5」と名づけられました。 「メシマPL2・PL5」は1997年度の韓国科学技術賞に選ばれ、今では、日本だけでなく、各国に輸出され、ガンの免疫療法に広く使われています。 日本で現在、多くのガン臨床医が「メシマPL2・PL5を治療に使っているのも、韓国において科学的データが豊富に蓄積され、その高い抗ガン作用が実証され、坑ガン剤として医薬品認可を受けているからと言えます。さらに詳しい説明はこちら |
ガン臨床医のお話
エイルクリニック 院長 高木 繁 |
| 統合的ガン治療専門診療 エイルクリニック |
| 院長
高木 繁 よりみなさまへ 現在の癌治療の主流は外科的な手術、放射 線治療、抗癌剤治療とされています。しかし、治療に伴い身体的な負担や 副作用が のこるなどのリスクを伴うこともあるのが事実です。 エイルクリニックでは、これらをいかに軽減し手術後の再発や転移をどれだけ予防し患者 さんの「QOL(生活の質)」を保つか、また、様々な状況や状態により、 手術や放射線、抗癌 剤治療の適用がないとされた患者さん対し、違った角度から治療方法を検討し、大学病院 からも 多くの外科医師を招き、セカンドオピニオンを含む統合的な医療に取り組んでおります。 そのため、診療は完全予約制を取り入れ、患 者さんお一人つづと向き合った診療を行って おります。 具体的には、β-グルカン(医科用メシマ)の免疫賦活作用を利用した療法や、ご本人のリンパ球を使い 増殖活性させ体内に戻す、活 性化自己リンパ球移入(CAT)療法、その他 必要に応じては保険診療では 治療に用いることの出来ない分子標的治療薬剤やインター フェロン、抗癌剤などを治療に用いることも あります。 さらに詳しい説明はこちら |
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ガン臨床医17人の証言 私が「メシマコブ」を使う理由に登場した先生方 ■ 阿部博幸理事長・九段クリニック ■宇野甲矢人理事長・宇野病院 ■ 柿添建二院長・柿添皮膚科・外科 ■ 鹿島田忠史院長・誠快醫院 ■ 門野豊院長・かどの内科・消化器科 ■ 高木繁理事長・ダイヤビルクリニック ■ 高原喜八郎院長・西新宿クリニック ■ 遠山健也院長・四谷耳鼻咽喉科 ■ 内藤康弘名誉理事長・住友記念病院 ■ 中島正美院長・中島内科 ■ 挟間直己院長・はさまクリニック ■ 東山明憲代表・A・Hオプショナル治癒研究所 ■ 前田華郎所長・前田総合医学研究所 ■ 水上治健康医学科部長・東京衛生病院 ■ 門馬康二院長・モモクリニック ■ 山田明院長・山田内科クリニック ■ 山村昭夫院長・山村病院 |
メシマコブの特徴の
一つは、多糖体を構成している糖の組成と異なることです。抗腫瘍作用を発揮するキノコの成分はグルコース(β-グルカン)だと見られていますが、『メシマ
コブ』にはβ-グルカンの含有量が他に比較して少なく変わりにマンノースやガラクト-スの占める割合が高くなっています。 末期がんでも腫瘍の消失や縮小をみるケースが現れていることは事実です。 しかし、「大丈夫」と太鼓判を押せるだけの十分な臨床データが集まっているわけではなく、今後より多くの経過観察が求められるのはいうまでもありません。 |
| メシマコブは抗がん剤のように直接細胞 を攻撃するわけではありません。がんを攻撃する免疫細胞に働きかけて、活性を増強するのです。免疫システムをつかさどる細胞にはマクロファージ、T細胞、 B細胞、NK細胞などがあります。メシマコブに対する研究によると、これらの免疫細胞はメシマコブによって、活性化することが明らかになりました。また、 他のキノコはマクロファージやNK細胞の活性化に役立つことが知られていますが、メシマコブはB細胞にも活性を与えることが特徴であるとも考えられます。 つまり、メシマコブは免疫細胞の活性を高めて、免疫力のレベルを全体的に押し上げる働きがあるのです。それによって、がんの成長を抑制したり、転移するの を防ぐと考えられます。 さらに、メシマコブにはがんにかかりにくくする効果もあります。マウスを使った実験では、がんが発生してからメシマコブを摂取さ せるよりも、前もってメシマコブを摂取させた場合のほうが、がんになりにくくする効果が高くなることが明らかになっています。この結果は、健康な人がふだ んからメシマコブを摂取していれば、がんになりにくくなる可能性があることを示しています。 |
| 天然メシマコブの注意事項 天然物と謳っていても、メシマコブ茸自体の鑑定が大変難しく偽物が多く出回っているようです。 セルロースや澱粉が混入したエキスはβ-D-グルカン値が高くなりますが、これは価値がない(1-4)β-D-グルカン等が含まれた数値であるため、β- D-グルカン値が単に高いといっても、あまり意味がありません。 天然メシマコブ茸は細胞膜が硬いため、そのまま煎じても細胞膜は壊れず、多糖類は抽出されません。 異種の茸で天然メシマコブに外観が似ているものが多く、間違えて売られることが多いようです。 |
| メシマコブの菌株PL2・PL5は、製薬メーカーの韓国新薬が開発した培養技術によって量産が可能になりました。そして、その熱水抽出物をエタノールで処理し、エタノールに溶けない成分を、乾燥して粉末化したのが、韓国で医薬品の認可を受けた「メシマ」なのです。 最近では、日本にもPL2、PL5ではない菌株からつくられた類似品が、メシマコブや桑黄(そうおう)などの名で販売されていますが、「メシマ」とはまったく別のものです。 ちなみに、韓国から輸入され日本で販売されている「メシマ」には、 登録商標のマークがついています。 |
表 は省略しておりますので、ご覧になりたい方は特許庁のホームページから
(特許 第3093194)を検索してください。
効果 -----------------------------------------------------------------
【発 明の効果】本発明は、以上の実施例と実験例にて説明した通り、多様なペリヌス属菌株からミトコンドリアDNAを分離して制限酵素で処理した後、RFLP (restriction fragment length polymorphism)結果を分析し、微生物学的特徴を調べることにより新規のペリヌス・リンテウス・ユー(Phellinus linteus Yoo)菌株を同定し提供するものである。同定した新規のペリヌス・リンテウス・ユー菌株を始めとするペリヌス属菌糸体からT-細胞とB-細胞リンパ球の それぞれに対する細胞毒性作用と免疫作用体である抗体形成を誘導して免疫活性を増加させることにより抗癌免疫活性を示す多糖類物質を提供すること、ならび に、この多糖類物質が抗癌免疫治療剤として生体の免疫機能を増加させて癌移転を抑制することにより、癌、AIDS等の免疫関連疾患の予防及び治療に効果が あるため、生物医薬産業及び免疫学上非常に有用である。
詳細な説明 -------------------------------------------------------
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発 明の属する技術分野】本発明は、新規の免疫増強活性多糖類物質を生産するペリヌス属菌株と、この菌株が生産する多糖類物質及びこの物質の使用に関する。よ り具体的には、本発明の多糖類物質は、新規の免疫増強活性を示す多糖類物質を生産するペリヌス属(Phellinus)菌株を同定し、同定した菌株とペリ ヌス属菌株の菌糸体又は子実体から新規の免疫増強活性多糖類物質を分離精製することによって得ることができる。分離された多糖類物質は、癌、AIDS等の 免疫関連疾患の予防・治療、ならびに、それら疾患の機序の基礎研究のための薬物として使用し得る。
【0002】 【従来の技術】真菌類の高等菌類に属する茸は、顕微鏡的構造の菌糸により外部から栄養の供給を受けて従属栄養生活をし(Whittaker,1969)、 生態界内では複雑な有機物質を分解して自然に還元させる分解者の役割を担当する。典型的な茸の種類は、大部分の菌類中でも担子病を形成して四つの担子胞子 を外生する担子菌類(Basidiomycetes)に属し、担子菌類中でも子実層を露出して胞子を能動的に放出する菌蕈類 (Hymenomycetes)に属する。菌蕈類の代表例は、平はら茸目(Aphyllophorales)とはら茸目(Agaricales)であり、 平はら茸目には箒茸、すずめの茸、はり茸、かわら茸、あな茸、さるのこしかけ等の種類があり、はら茸目には平茸、椎茸、末広茸、松茸、べんてん茸、はさく れしとよ茸等の種類が代表的である(李 等、1985)。担子菌の一種で平はら茸目(Aphyllophorales)に属する茸類の多くの種類が各種の疾病、特に腫瘍に対する治療効果があると の事実が以前から知られており、主に漢方薬又は民間薬として伝承されて来た。その中でもさるのこしかけ科(polyporaceae)のすっぽん茸属 (Phellinus)に属するペリヌス・リンテウス(Phellinus linteus)は、漢方では桑黄と呼ばれる貴重な薬材として用いられて来た。しかし、桑黄は自然界では非常に稀貴種であって、子実体(fruiting body)の入手が極めて難しいのみならず、菌糸体(mycelium)を分離して人工培養するのも極めて難しいという欠点がある。従って、桑黄が腫瘍治 療剤として非常に効果があるとの事実が認知されていたにも拘わらず積極的に活用することができなかった。
【0003】癌を治療するための方法としては、化学療法(chemotherapy)、放射線療法 (radiotherapy)、手術療法(surgery)等が用いられているが、これら治療法は、効果的に固形癌等を除去することができるが、癌を完全 に治療することができなく、特に癌の転移に対しては治療効果が低い。更に、アドリアマイシン等のような抗癌剤を用いる化学療法及び放射線療法は、甚だしい 副作用を誘発する。副作用を減少させるために抗癌剤の量を減らして癌を治療することもあるが、この場合、治療効果が低まる欠点がある。より大きい問題点と しては、前述の通り、抗癌治療後に癌転移を抑制し得ないということである。従って、既存の化学療法による抗癌治療は癌細胞の成長を抑制する効果があるが、 癌を完治することはできなかった。
【0004】最近、免疫療法(immunotherapy)を化学療法と共に用いて抗癌効果を高め、副 作用を減少させる方法が用いられている。即ち、免疫増強剤とアドリアマイシン等の抗癌剤を併用(immunochemotherapy)して副作用を減ら し抗癌効果を高めている。免疫療法に用いられる物質としてはインターロイキン-2のようなサイトカインがある。インターロイキン-2は免疫治療剤として治 療効果が優れ、特に癌移転に優れた治療効果を見せている。しかし、人体に応用して癌治療をする場合には高い濃度で用いなければならないが、この際、甚だし い副作用を誘発する欠点がある。最近、サイトカインでない免疫増強物質としてレンチナン、OK-432等が開発されており、これら物質は副作用無しに抗癌 作用を示している。
【0005】一方、ペリヌス菌株の微生物学的又は遺伝学的特性を糾明して報告した研究も皆無の実情であ る。微生物の場合、同一の種(species)であっても各菌株が生産する活性物質の種類や生産量等に著しい差異があるのみならず、培養条件、菌株の安定 性、遺伝的変異の頻度等にも大きな差異をみせている。従って、強力な免疫抗癌活性物質を多量に生産すると共に、人工液体培養が可能であり、遺伝的変異が少 ない安定した微生物の選抜が最も重要な要因になる。すっぽん茸類は形態的にも顕微鏡下での変かが甚だしく多様であるため、それらの分類は顕微鏡下での形態 学的差異に依存しているのが実情である。
【0006】最近、集団遺伝学と系統遺伝学においては、DNA分析法が多く利用される。そのうち、 RFLP(restriction fragment Length polymorphism)は、塩基配列の変異の推定を可能にする方法であって(Dowling et al., 1990)、このDNA分析法は表現型による分析方法とは異なり遺伝子型を進化速度や遺伝傾向に基づき分析することができる長所を有している (Dowling et al., Nucleic acid II: Restriction site analysis. In: Molecular systematics ed. by D.M. Hills and C. Moritz, pp.250-317, Sinauer Associates Press)。ところで、DNA分析の場合、核のDNAはあまり大きく分析が容易でないという欠点があるため、主にオルガネラゲノム (organellar genome)を多く用いる(White and Densmore,1992)。そのうちでもミトコンドリアDNAを多く利用するが、一般的にミトコンドリアDNAは核のDNAより大きさが小さく、進化 的変化速度が相対的に早く、母系半数体遺伝をするため、集団の遺伝子構造と歴史の研究によく使用される。特に、ミトコンドリアDNAのRFLPは諸種間の 種間変異研究に用いられている(Foster et al., 1987,1988)。
【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記の如き事実を鑑み免疫増強活性を示す新規の多糖類物質を生産するペリヌス属菌株、この多糖類物質、及 び免疫疾患治療剤としての前記多糖類物質を提供することにある。本発明の別の目的は、免疫増強活性を示す新規の多糖類物質を生産する前記ペリヌス属菌株の ミトコンドリアDNAを制限酵素で処理し、RFLPパターンを調べて同定した後、この菌株の菌糸体及び子実体から免疫増強活性多糖類物質を分離精製するこ と、ならびに、分離精製した多糖類物質を癌、AIDSなどの免疫関連疾患の予防・治療及び基礎的機序研究のための薬物として使用することにある。
【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の前記目的を達成するために、先ず、多様なペリヌス属菌株を培養してSDS-Phenol法でDNAを分離した後、こ のうちミトコンドリアDNAだけを分離して制限酵素BamHI、ClaI、EcoRI及びPvuIIでそれぞれ処理し、処理された試料をアガロースゲル (Agarose gel)上で電気泳動した。ペリヌス属菌株間のDNA近縁関係をNeiとLiの方法(1979)により分析及び調査して近縁関係があると判断された新規の 菌株ペリヌス・リンテウス・ユーKCTC 0399BP菌株の子実体に対する微生物学的特性を調べた。菌株の子実体及び菌糸体から多糖類物質を抽出及び精製し、免疫増強活性を測定して免疫増強活性 物質であることを確かめ、この免疫増強活性物質を精製した後、構成単糖類及び構造的特徴を調べ、免疫増強活性多糖類物質の構造分析を行った。次いで、ペリ ヌス属に属する各種の菌株を前記ペリヌス・リンテウス・ユー菌株KCTC 0399BPと同一の方法で培養し、菌糸体又は子実体から多糖類物質を抽出・精製した後、前記免疫増強活性測定法と同一の方法で免疫増強活性を調べて、ペ リヌス属菌株に属する他の菌株からも免疫増強活性多糖類物質が分離されることを確認した。
【0009】また、動物試験において、前記免疫増強活性多糖類物質をマウスの皮膚癌細胞が移植されたマ ウスに投与して抗癌活性を調べ、同一の方法で前記多糖類物質と化学薬剤を併用して、抗癌活性を調べた後、人体癌細胞に対する抗癌効果を調べた。次いで、皮 膚癌細胞を尾静脈に移植した後、化学薬剤と前記免疫増強活性多糖類物質で処理して癌転移に及ぼすこれらの影響を調べ、これにより化学薬剤と前記多糖類物質 が示す抗癌作用の機序の違いが判明した。
免疫活性多糖類物質の製造方法
【0010】従って、本発明は以下のように要約される。 (1)免疫増強活性多糖類物質を生産し、ミトコンドリアDNAの大きさが61kbであることを特徴とするペリヌス・リンテウス・ユー(Phellinus linteusYoo) KCTC 0399BP菌株。 (2)ペリヌス属菌株の培養菌糸体又は子実体から抽出・精製して得られた免疫増強活性多糖類物質。
【0011】 (3)前記天然物質がマンノース、ガラクトース及びグルコースで構成されることを特徴とする上記(2)記載の多糖類物質。 (4)ペリヌス菌株をグルコース、酵母抽出物およびペプトンを含む培地で培養して菌糸体又は子実体を得る工程、該菌糸体または子実体を熱水で抽出する工 程、エタノールで沈澱して沈殿物を得る工程、該沈殿物を水に懸濁し、透析膜で透析して免疫増強活性分画を得る工程、DEAEセルロースクロマトグラフィー 等のアニオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィーを順次に行って免疫活性多糖類物質を分離精製する工程を含む、免疫活性多糖類物質の製造 方法。
【0012】(5)ペリヌス属菌糸体又は子実体から得られた多糖類物質又はその誘導体を有効成分として含む抗癌免疫増強活性医薬組成物。 (6)上記(2)または(3)記載の多糖類物質の、抗癌免疫治療剤としての使用。 (7)上記(2)または(3)記載の多糖類物質の、癌、AIDS等の免疫関連疾患治療剤としての使用。
【0013】 【発明の実施の形態】本発明の新規の菌株、多糖類物質とその製法,医薬組成物についてさらに詳細に説明する。新規菌株ペリヌス・リンテウス・ユー菌株 KCTC 0399BPを含むペリヌス属(Phellinus)菌株の13種をポテトデキストロースアガー(Potato dextrose agar:PDA)培地でそれぞれ培養する。培養されたそれぞれの菌糸体から全DNAをSDS-フェノール法で分離する。ミトコンドリアDNAは株間の近 縁性を分析するのに有用である。前記分離された全体DNAからミトコンドリアDNAを分離する段階;前記分離されたミトコンドリアDNAを制限酵素で消化 し、この制限酵素消化されたDNAをアガロースゲル(Agarose gel)電気泳動にかけて各断片に分離する。前記電気泳動結果に従って距離移動を調べて制限酵素断片類似度(F値)を求めた後、この値を利用して塩基位置 当り塩基置換度(P値)を求めて実験に用いた菌株の近縁関係を分析及び調査する。前記調査により本発明の新規の菌株ペリヌス・リンテウス・ユー菌株 KCTC 0399BPが見出されたが、その子実体に対する微生物学的特性を調査して、この菌株の増殖に役立てる。本発明の新規の菌株を培養して,治療に有効である と考えられる多糖類物質を抽出(特に,熱水抽出)・精製する。精製物が多糖類であることは、フェノール‐硫酸法、Folin‐フェノール法によって分析さ れる。免疫増強活性多糖類物質の構成単糖類成分を分析し、また免疫増強活性多糖類物質の構造的特徴をNMR法で調査する。
【0014】前記抽出・精製した多糖類物質を動物に投与後,リンパ球数をカウントしおよびリンパ球の増殖を測定することによって免疫増強活性を測定する。前記ペリヌス・リンテウス・ユー菌株KCTC 0399BPと同様に他のペリヌス属菌株を培養、菌糸体抽出、物質単離した後、免疫増強活性、抗癌免疫活性を測定する。ペリヌス属菌株子実体から多糖類物質を得て、免疫増強活性、抗癌免疫活性を測定する。
【0015】 多糖類物質の抗癌活性をアッセイするためには、マウス由来皮膚癌細胞をマウスに移植し、次いで免疫増強活性多糖類物質を投与した後、マウスの生存率を調べ る。また、アドリアマイシン等の抗癌剤を多糖類物質と共に投与した後、生存率を調べてそれぞれの抗癌活性を調べる。ヒト由来癌細胞をヌードマウスに移植 し、多糖類物質及びアドリアマイシンを単独かまたは組合せて投与して抗癌効果を調べる。マウス由来皮膚癌細胞をマウスの尾静脈に移植し、次いで免疫増強活 性多糖類物質およびアドリアマイシンを投与して癌転移抑制効果を調べる。マウス皮膚癌細胞とヒト肺癌細胞を多糖類物質とアドリアマイシンで単独かまたは組 合せて処理した後、スルフォローダミンB(Sulforhodamin B)法で生存するマウス皮膚癌細胞を測定して癌細胞に対する細胞毒性を測定する。
【0016】本発明 に用いたペリヌス・リンテウス・ユー菌株は、本発明者らにより微生物国際寄託機関である韓国科学技術研究院生命工学研究所遺伝資源センターに1997年 11月17日付で寄託番号KCTC 0399BPとして寄託された菌株である。この菌株及び他のペリヌス属菌株の免疫増強活性測定は、Bリンパ球の場合、生命工学研究所遺伝資源センター実験 動物研究室から分譲受けたB6C3Fマウスから摘出した脾臓の細胞(splenocyte)を各試料と陽性対照のLPS (lipopolysaccharide)で処理して2日間免疫化した後、形成された抗体を分光光度法により測定して活性の指標とした。Tリンパ球の増殖 に対する多糖類物質の作用は混合リンパ球応答法で測定した。リンパ球の増殖効果は、細胞内の核DNA合成程度を同位元素(トリチウム)で置換したチミジン (3H‐ Thymidine)を用いて測定して活性の指標とした。
【0017】以下、本発明の具体的な構成と作用を実施例を挙げて説明するが、本発明の権利範囲は下記実施例にのみ制限されるのではない。
【0018】 【実施例】実施例1:ペリヌス菌株培養供試菌株は、表1に示した多様なペリヌス属菌株であって、これらをそれぞれポテトデキストロースアガー(potato dextrose agar:PDA)培地で28℃に維持しながら5~12日間培養した後、450mlのPDブロス(broth)に接種して、28℃、120rpmの条件で12日間振盪培養した。
【0019】 【表1】 省略
【0021】 【表2】 省略
【0022】実施例5:アガロースゲル(Agarose gel)電気泳動前記実施例4で制限酵素反応が終った試料は、ゲルローディング緩衝溶液(gelloading buffer;0.25% ブロモフェノールブルー(bromophenol blue), 0.25%キシレンシアノールFF, 30%グリセロール水溶液)と混合して電気泳動した。電気泳動は水平電気泳動装置(BRL, U. S. A)を用いて1%アガロースゲル(agarose MP,Boehringer Mannheim co.,独国)でTAE緩衝溶液(40mM Tris-acetate, 1mM EDTA, pH 8.0)を使用して50Vで4時間実施した。展開後のゲルは臭化エチジウム(ethidium bromide;0.5μg/ml水溶液)で染色した。表3に各菌株のミトコンドリアDNAの大きさをまとめて示した。
【0023】 【表3】 省略
【0024】 実施例6:RFLP(restriction fragment length polymorphism)分析ペリヌス属菌株間のDNA近縁関係の分析及び調査は、NeiとLiの方法(1979)により行った。即ち、制限酵素で消化 した各菌株のミトコンドリアDNA断片を前記実施例5で説明した通り、アガロースゲルに電気泳動し、等距離で移動するDNA断片を同一のものと仮定して制 限酵素断片類似度(F値)と塩基位置当り塩基置換度(P値)を求め、P値からペリヌス・リンテウス・ユー菌株KCTC 0399BPと他のペリヌス属菌株との近縁関係をUPGMA(Unweighted Pari-Group Method,arithmetic average)Clustring方法により分析した。P値とF値は下記式に基づき計算した。 制限酵素断片類似度 F=2nxy/(nx+ny)(nx、nyは各菌株x、yのDNA断片の総数、nxyは二つのペリヌス菌株間の共通DNA断片数)塩基位置当り塩基置換度 P=-(1nF)/r(rは制限酵素認識部位の塩基対数)表4に、制限酵素BamHIで処理した各菌株のF値とこれに相応するP値を、又、表5には制限酵 素CIaIで処理した各菌株のF値とこれに相応するP値を、表6には制限酵素EcoRIで処理した各菌株のF値とこれに相応するP値を、表7には制限酵素 PvuIIで処理した各菌株のF値とこれに相応するP値を示し、そして表8には共通切片の比率と表4~7の斜線上P値に相応する算術平均的な距離を示し た。又、この結果により図1(省略)のような進化系統図を作成し、これに従って本発明の新規の菌株ペリヌスリンテウスユー菌株KCTC 0399BPは、ペリヌス属菌株と有縁関係がある新たに分化された菌株であることを示した。
【0025】 【表4】 省略
【0026】 【表5】 省略
【0027】 【表6】 省略
【0028】 【表7】 省略
【0029】 【表8】 省略
【0030】 実施例7:本発明ペリヌス・リンテウス・ユー(Phellinus linteus Yoo)菌株KCTC0399BPの微生物学的特性調査前記実施例1~6までの結果から、ペリヌス属菌株と近縁関係がある、新たに分化された新規の菌株で あるのが証明された本発明の新規の菌株の微生物学的特性を調べた。この菌株の子実体は、無柄であり多年生で木質部分が形成されており、笠は半円形で幅 10cm、厚さ約4cmであった。採取した桑黄茸の表面は、初めには暗褐色を呈していたが、後には黒褐色に変化し、多くの巨裂を呈し荒かった。下面は初め には鮮黄色を帯びた後、黄褐色に変った。下面の管孔は多層であり、孔の入口は微細であり、胞子は類球形、淡黄褐色で3~4μm、剛毛体は多数であり、厚膜 は15~30×8~10μmであった。
【0031】実験の結果、この菌株は日本で発行された「原色日本新菌類図鑑(II)、Hoikusha 発行、イマゼキロクヤ及びホンゴーツコウ編著p189」に記録された桑黄茸(Phellinus linteus)と殆ど一致するが桑黄茸の新菌株と認め、本発明者らはこの菌株の菌株名をペリヌス・リンテウス・ユー(Phellinus linteus Yoo)と命名した。前述した通り、この菌株は韓国科学技術研究院生命工学研究所に1997年11月12日付寄託番号KCTC 0399BPで寄託された。 実施例8:ペリヌスリンテウスユー菌株(Phellinus linteus Yoo;KCTC 0399BP)の培養本発明の新規のペリヌス・リンテウス・ユー菌株を液体培養するために培地1リットル当り葡萄糖50g、ペプトン10g、酵母抽出物 10g及びKH2PO4 0.8g、MgSO4・7H2O 0.5g、CaCl2 0.3gを混合した無機塩類溶液1mLが入っている液体培地をpH6.0に調整した後、滅菌して用いた。この際、菌糸体を培養するために5リットル発酵槽 を用いて3.5リットルの液体培地を作り、温度28℃、通気量2vvm、回転数160rpm条件で11日間培養し、この際の菌糸体収率は5日後に最も高 く、リットル当り30gであった(図2 省略)。5日間培養した菌糸体の熱水抽出で得られる多糖類物質の収率は、表9から見られる通り、菌糸体乾燥重量当 り0.873%であった。
【0032】 【表9】 省略
【0033】実施例9:ペリヌス・リンテウス・ ユー菌株の培養菌糸体抽出本発明の新規のペリヌス・リンテウス・ユー菌株の培養菌糸体を次のような方法により抽出・精製して免疫増強活性粗抽出物を得た。 前記実施例8で得られた培養菌糸体280gを熱水抽出した後、濃縮して3gの熱水抽出液を得た。この抽出液にエタノール濃度が80%になるようにエタノー ルを加えた後、4℃で24時間放置した後に遠心分離して、上澄液と沈澱物を得た。沈澱物は水に溶かした後、透析膜(cellulose tubing,日本三光純薬製品)を用いて10℃低温で72時間の間に12時間間隔で透析液を交換しながら透析した。透析膜内の内液を凍結乾燥して 2.45gの粗抽出物を得た。 実施例10:純粋な免疫活性物質の分離前記実施例9で得られた粗抽出物をDEAE-セルロースとゲル濾過クロマトグラフィーを順次に行って純粋な活性分画 を得た。先ず、粗抽出物を5mMソジウムホスフェート緩衝液(pH 7.2)に溶解した後、DEAE-セルロースカラムにアプライし、同一緩衝溶液で洗浄した後、同一緩衝溶液に0から1M濃度のNaClを調製して gradientで1分当り5mLの流速で溶出させて各試験管に15mLずつ分取した。フェノール-硫酸定量法より糖含量を、ブラッドフォード法により蛋 白質含量を決定した。この際、得られた糖含量粗抽出物分画はToyopearl HW 65Fゲル濾過クロマトグラフィーにかけて分子量が均一で性質が同一な純粋活性分画を得た。溶出は水で行った。糖と蛋白質含量は前記の同一な方法で決定し た。このようにして得られた純粋な免疫活性物質をピーエル(PL)とし、抽出及び精製過程は図3(省略)に示した。実施例11:抽出分画多糖類物質の免疫 増強活性の調査担子菌由来の多糖類物質は、生体内の免疫機構であるリンパ球の増殖又は活性に影響を与えることにより外部因子に対する免疫性を増強させ、こ の結果、癌細胞の破壊をもたらすと知られている。このような作用は直接的な細胞毒性に起因するのではなく、免疫活性により媒介されるもので、生体内の副作 用が少ない長所がある。即ち、T-細胞とB-細胞リンパ球のそれぞれに対する細胞毒性作用と免疫作用体である抗体形成を誘導して免疫活性が増加し、その結 果として免疫抗癌活性を示す。従って、抗体形成リンパ球をカウントし、リンパ球とT-細胞の増殖程度を測定することにより、免疫抗癌活性を間接的に説明す ることができる。
【0034】本発明においては抗体形成リンパ球をカウントする抗体形成細胞計算法(antibody forming cell method)、T-細胞の増殖程度を測定する混合リンパ球応答(Mixed lymphocytes response)とリンパ球の増殖効果が判る細胞内の核DNA合成量を同位元素で置換されたチミジン(3H ‐Thymidine)を用いて測定することにより、活性の指標とした。実験結果は表10に示した。
【0035】 【表10】 省略
【0036】 本発明の新規のペリヌス・リンテウス菌糸体から得た多糖類物質は、対照区に比べて約5倍高いリンパ球増殖及びT-細胞活性効果を示し、B細胞の抗体形成能 の場合、免疫諸剤のうち効果が最も優れているが、生体内の副作用に因り用いることができない陽性対照区リポポリサカライドの活性程度とは殆ど類似の水準を 示した。 実施例12:免疫増強活性多糖類物質の構成糖単位及び糖組成の調査実施例10で得た多糖類物質の構成単糖類成分を分析するためにガスクロマトグラフィーを 実施した(図4 省略)。更に、構成成分は炭水化物の場合、フェノール‐硫酸法により測定し、蛋白質の場合、Folin-フェノール法により測定した。分 析機種として、ヒューレットパッカード(HP 5890 GC)を用い、カラムはヒューズドシリカキャピラリカラムSP-2330(fused silica capillary column sp-2330, 0.32mm x 30cm)を用いた。下記条件でガスクロマトグラフィーを行った。カラム温度を初期に200℃で2分間維持した後、1分間隔で4℃ずつ温度を高めて最終温 度が250℃で2分間維持されるようにして測定し、ディテクター(detector)の温度は260℃、注入部(injector)の温度は250℃に維 持した。実施例11で得た各抽出分画多糖類物質2mgずつをTFAで加水分解し、ソジウムボロハイドライド(NaBH4)で還元した後、無水酢酸でアセチ ル化してアジトールアセテート(aditol acetate)とし、前記の条件でガスクロマトグラフィーを実施した。その結果を下記表11に示した・
【0037】 【表11】
【0038】 実施例13:免疫増強活性多糖類物質の構造分析免疫増強活性多糖類物質の構造分析を実施した。先ず、純度をHW 65Fゲルカラムクロマトグラフィーによって確めた。このクロマトグラフィーで単一対称ピークを示したのでPLが純粋であることが確認された(図5 省 略)。炭素核磁気共鳴スペクトル分析の結果(図6 省略)、グルコース単位がα(1→4)及びβ(1→6)結合によって結合された長鎖を形成し、この長鎖 にマンノースとガラクトースが分枝として結合されたガラクトマンノグルカン(Galactomannoglucan)と同定された。
【0039】以上の結果、構成単糖類成分結果とよく一致し、抽出分画単糖類がβ-グルカンとは構造が相 違する新規の多糖類物質であることが判明した。 実施例14:ペリヌス属菌株培養菌糸体の抽出、精製及び免疫増強活性調査前記実施例8~11まで実施した方法と同様にペリヌス属に属するペリヌス・イグニ アリウス(Phellinus igniarius)、ペリヌス・バウミ(P. baumi)、ペリヌス・ピニ(P. pini)、ペリヌス・ギルブス(P. gilvus)及びペリヌス・ニグリカンス(P. nigricans)を培養し、菌糸体を得、多糖類物質を抽出・精製した後、これらを使用してT-細胞とB-細胞リンパ球のそれぞれの細胞毒性作用と免疫 作用体である抗体形成の増強を誘導した。抗体形成リンパ球をカウントし、またT-細胞の増殖程度を測定して抗癌免疫活性を間接的に証明した。結果は、前記 実施例11と殆ど同じであることが分かった。 実施例15:ペリヌス属菌株子実体の抽出、精製及び免疫増強活性調査前記実施例8~11まで実施した方法と同様にペリヌス属に属するペリヌス・イグニアリ ウス(Phellinus igniarius)、ペリヌス・バウミ(P. baumi)、ペリヌス・ピニ(P. pini)、ペリヌス・ギルブス(P. gilvus)及びペリヌス・ニグリカンス(P. nigricans)菌株を培養し、子実体を収得して多糖類物質を抽出・精製した後、これらを使用してT-細胞とB-細胞リンパ球のそれぞれの細胞毒性作 用と免疫作用体である抗体形成の増強を誘導した。抗体形成リンパ球をカウントし、T-細胞の増殖程度を測定して抗癌免疫活性を間接的に証明した。結果は、 前記実施例11と殆ど同じであることが分かった。 実施例16:投与時間による多糖類物質の癌細胞に対する抗癌活性調査多糖類物質の抗癌活性は、マウス由来癌細胞であるB16F10皮膚癌細胞を利用して測 定した。B16F10皮膚癌細胞は10%の血清を含有したRPMI1640培地で培養し、1週に2回程継代培養した。B16F10皮膚癌細胞は、BDF1 マウス当り100,000細胞を移植して、30日間マウスの生存率を調べた。多糖類物質を癌細胞移植1週間前から癌細胞移植後12日まで持続的に腹腔投与 する前処置を行い生存率を調べ、一方癌細胞を移植した後12日間多糖類物質を腹腔投与する後処置を行い生存率をそれぞれ調べた。実験の結果、図7(省略) に示す通り、未処置群の生存率が最も少なく、次が多糖類物質後処置群、その次の多糖類物質前処置群であることが分かった。これを表12にまとめた。 B16F10皮膚癌細胞を移植したマウスの場合、平均生存が20.8日であり、多糖類物質を前処置した場合には平均生存が29日であり、多糖類物質を後処 置した場合には25.8日であった。この際、試験マウスに体重の変化はなかった。
| 免疫化学療法併用による多糖類物質の癌細胞に対する抗癌活性調査実験 【0040】 【表12】 省略 【0041】 実施例17:免疫化学療法併用による多糖類物質の癌細胞に対する抗癌活性調査実験例1:アドリアマイシン(adriamycin)と多糖類物質併用投与に よる抗癌活性調査多糖類物質とアドリアマイシンの併用処置による抗癌活性を測定するためにB16F10皮膚癌細胞の同種移植試験系を用いた。皮膚癌細胞は 腹腔に移植した。アドリアマイシンは癌細胞を移植した後12日間腹腔に投与し、多糖類物質は癌細胞移植7日前から癌細胞移植後12日目で腹腔に投与した。 動物の生存を60日間にわたり毎日測定した。ここで用いられたアドリアマイシンは毒性がない低濃度を用いた。実験の結果、図8(省略)a及び図8(省略) bに示す通り、未処置群は生存率が急激に減少し、多糖類物質単独処置時には未処置群より生存率がかなり増加した。図8(省略)aにアドリアマイシン 0.1mg/kgの濃度で処置した場合と図8(省略)bの0.3mg/kgの濃度で処置した場合には0.3mg/kgで処理した場合が生存率が高いことが 分かるし、併用処置した場合にあってもアドリアマイシン0.1mg/kgを共に用いることよりは、0.3mg/kgを共に用いる方がマウスの生存率をもっ と高めることができることが分かった。この結果を表13にまとめた。B16F10皮膚癌を移植したマウスの平均生存が18.1日であり、多糖類物質の単独 処置によるマウスの平均生存が31日に増延長された。アドリアマイシン0.1mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が35.4日であり、多糖類物 質を併用処置すると46.9日以上に増加した。アドリアマイシン0.3mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が40.1日以上であり、多糖類物質 の併用処置により57.8日以上に延長された。この際、マウスの体重は減少しなかった。 【0042】 【表13】 省略 【0043】実験例2:マイトマイシンC (mitomycin C)と多糖類物質併用投与による抗癌活性調査多糖類物質とマイトマイシンCの併用処理による抗癌活性を測定するために、前記実験1の通り、B16F10皮 膚癌細胞の同種移植試験系を用い、皮膚癌細胞を腹腔に移植した。マイトマイシンCは、癌細胞を移植した後12日間腹腔に投与し、多糖類物質は癌細胞を移植 前7日から癌細胞移植後12日めで腹腔に投与した。動物の生存率は60日間にわたり測定した。ここで用いられたマイトマイシンCは毒性がない低濃度で用い た。実験結果、実験1と類似に未処置群は生存率が急激に減少し、多糖類物質単独処置時には未処置群より生存率がかなり増加した。この結果を表14にまとめ た。B16F10皮膚癌を移植したマウスの平均生存が18.1日であり、多糖類物質の単独処置によるマウスの平均生存が31日に増加した。マイトマイシン C 0.2mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が32.5日であり、多糖類物質を併用処置すると43.5日以上に増加した。マイトマイシン C0.6mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が38.0日以上であり、多糖類物質の併用処置により51.5日以上に増加した。この際、マウスの 体重は減らなかった。 【0044】 【表14】 省略 【0045】実験例3:シスプラチン (cisplatin)と多糖類物質併用投与による抗癌活性調査多糖類物質とシスプラチンの併用処置による抗癌活性を測定するために前記実験例と同じ方法 でB16F10皮膚癌細胞の同種移植試験系を用い、皮膚癌細胞を腹腔に移植した。シスプラチンは癌細胞を移植した後12日間腹腔に投与し、多糖類物質は癌 細胞移植前7日から癌細胞移植後12日まで腹腔に投与した。動物の生存率を60日間にわたり毎日測定した。ここで用いられたシスプラチンは毒性のない低濃 度で用いた。実験結果は前記実験例と類似に未処置群は生存率が急激に減少し、多糖類物質を単独処置時には未処置群より生存率がかなり増加した。この結果を 表15にまとめた。シスプラチン0.5mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が33.0日であり、多糖類物質を併用処置すると44.日以上に増加 した。シスプラチンを1.5mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が40.5日以上であり、多糖類物質の併用処置により52.6日以上に増加し た。この際、マウスの体重は減少しなかった。 【0046】 【表15】 【0047】実験例4:5-フルオロウラシル(5- Fluoro uracil)と多糖類物質併用投与による抗癌活性調査多糖類物質と5-フルオロウラシルの併用処置による抗癌活性を測定するために、前記実験例と同じ方 法でB16F10皮膚癌細胞の同種移植試験系を用い、皮膚癌細胞を腹腔に移植した。5-フルオロウラシルは、癌細胞を移植した後12日間腹腔に投与し、多 糖類物質は癌細胞移植前7日から癌細胞移植後12日まで腹腔に投与した。動物の生存率は60日間にわたり毎日測定した。ここで用いられた5-フルオロウラ シルは毒性がない低濃度で用いた。実験結果は前記実験例らと類似に未処置群は生存率が急激に減少し、多糖類物質単独処置時には未処置群より生存率がかなり 増加した。この結果を表16にまとめた。5-フルオロウラシル1mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が34.2日であり、多糖類物質を併用して 処置すると45.5日以上に増加した。5-フルオロウラシル3mg/kgの濃度で処置するとマウスの平均生存が40.2日以上であり、多糖類物質の併用処 置により54.8日以上に増加した。この際、マウスの体重は減らなかった。 【0048】 【表16】 省略 【0049】実施例18:多糖類物質のヒト由来 癌細胞に対する抗癌効果調査多糖類物質のヒト由来癌細胞に対する抗癌免疫活性をNCl-H23肺癌細胞を使用して検証した。NCl-H23肺癌細胞をヌー ドマウスの皮下に移植し、多糖類物質及びアドリアマイシンを癌細胞移植後12日間腹腔に投与した。癌細胞の大きさを測定し、癌細胞移植後19日目に癌を分 離して重さを測定した。ヌードマウスにはT細胞が欠乏しているため、主にナチュラルキラー細胞や大食細胞により抗癌活性が現われる。それ故、多糖類物質に よる免疫抗癌活性は、これら二つの種類の免疫細胞により媒介される。実験の結果、図9(省略)aと図9(省略)bに示す通り、癌細胞の大きさは、未処置群 の増加度が最も大きく、次が多糖類物質及びアドリアマイシンであり、重さは未処置群、多糖類物質、アドリアマイシン順に減少した。この結果を表17及び表 18にまとめた。この際、用いられたマウスの体重は変化がなかった。 【0050】 【表17】 【0051】 【表18】 【0052】 実施例19:多糖類物質によるマウス由来癌細胞の転移抑制効果調査本発明の多糖類物質による癌転移抑制効果に測定するためにB16F10皮膚癌細胞を C57BL/6マウスの尾静脈に移植し、14日目肺を分離して癌転移程度を検証した。多糖類物質は、癌移植7日前から投与を始めて癌移植後12日間腹腔に 投与した。アドリアマイシンは、癌移植後12日間腹腔に投与した。実験の結果、B16F10皮膚癌細胞の尾静脈注射により転移が起こり肺に黒い斑点が形成 された。図10(省略)aに示す通り、薬物未処置群の場合、約272個の癌斑点が形成され、アドリアマイシン1mg/kgの処置により斑点の数が197個 に減少し、アドリアマイシン3mg/kgの処置により斑点の数は172個に減少した。実施例17の場合において、0.3~0.1mg/kgの濃度でアドリ アマイシンが癌細胞の成長を抑制したが、癌転移抑制は、より高い濃度である3mg/kg~1mg/kgの濃度において非常に弱かった。図10(省略)bに 示す通り、多糖類物質単独処置により斑点の数が83個に減少し、アドリアマイシンとの併用処理の実験群では斑点の数が136及び134個であった。この結 果は癌転移を抑制するためには多糖類物質の処置が必ず必要であることを示す。このような結果を表19にまとめた。 【0053】 【表19】 【0054】実施例20:多糖類物質の癌細胞に対する直接 細胞毒性測定抗癌効果が免疫増強を介して発現されたか、又は癌細胞に対する直接細胞毒性によって発現されたかについて実験を実施した。B16F10マウス 皮膚癌細胞及びNCl-H23人体肺癌細胞に多糖類物質及びアドリアマイシンを直接処理した。処理濃度は0.3μg/kg~30μg/kgであり、2日間 処理した後、生きている細胞の量をスルフォローダミンB(Sulforhodamin B)測定法で求めた。薬物処理していない実験群の生きている細胞の量を100%で表わし、薬物処理群細胞の量を比率で表わした。実験結果、図11(省略) に示す通り、アドリアマイシンは二種類の癌細胞に対し強い細胞毒性を示し、多糖類物質の場合には細胞毒性を示さなかった。これは、アドリアマイシンは細胞 毒性を媒介とする抗癌剤であり、多糖類物質は生体の免疫機能を増加させて抗癌効果を示す抗癌免疫治療剤であることを示している。このような結果を表20に まとめた。 【0055】 【表20】 【0056】実施例21:AIDS予防又は治療補助剤としての効果検定本発明は多糖類物質による後天性免疫不全症(AIDS)予防又は治療効果を検証した結果、AIDSの予防及び治療補助剤として有効な事実を確認した。 【0057】 【発明の効果】本発明は、以上の実施例と実験例にて説明した通り、多様なペリヌス属菌株からミトコンドリアDNAを分離して制限酵素で処理した後、 RFLP(restriction fragment length polymorphism)結果を分析し、微生物学的特徴を調べることにより新規のペリヌス・リンテウス・ユー(Phellinus linteus Yoo)菌株を同定し提供するものである。同定した新規のペリヌス・リンテウス・ユー菌株を始めとするペリヌス属菌糸体からT-細胞とB-細胞リンパ球の それぞれに対する細胞毒性作用と免疫作用体である抗体形成を誘導して免疫活性を増加させることにより抗癌免疫活性を示す多糖類物質を提供すること、ならび に、この多糖類物質が抗癌免疫治療剤として生体の免疫機能を増加させて癌移転を抑制することにより、癌、AIDS等の免疫関連疾患の予防及び治療に効果が あるため、生物医薬産業及び免疫学上非常に有用である。 |
| 韓
国新薬メシマは天然メシマコブを最新の培養技術でメシマコブに含まれている、PL2.PL5.を効率的に抽出に成功(特許)しました。天然メシマコブより
抽出されたPL2.PL5は、副作用がなく、免疫治癒力を高めます。韓国では診断書がないと、服用する事ができません。
日本国内では天然メシマコブより抽出されたPL.2・PL5、は天然な成分である為、健康食品の分類で扱われます。医師の判断でこの天然メシマコブより抽出されたPL2.PL5,に着目し健康保険対象外(健康食品)にも関わらず使用している医療機関もあります。 韓国新薬メシマと天然メシマコブを併用される事をお勧めいたします。 日本国内では、韓国新薬メシマは健康食品扱いになります。健康食品は医療に使用されていても、その情報を掲載する事が出来ないため、各自でホームページ及び本などで情報を得てください。 |
この多糖類は主として生体の免疫力を高める働きや抗酸化作用が 860/g 山伏茸 1400/g メシマコブ 110/g 【免疫力を高める】 免疫力が「驚異の核酸パワー」(サクセス マーケティング )「ガン制圧食品 核酸」(メタモル出版)、ふるさと文庫に 「難病克服・若さを保つ核酸」 「簡単、飲むだけガルシニアダイエット」 「メシマコブでガン・生活習慣病に克つ」 がある。
■ 宇住晃治(うすレイシ、アガリスク、ハナビラタケ、ヤマブシタケ、メシマコブなどがある。
健康食品は、日本の薬事法により効果・効能はうたうことができないが、薬品としては免疫力強化・抗ガンなど効能があるといわれている。
」と述べたことがある。
メシマコブを追加で出しますので。
」 そんなわけで、お薬が増えましたが、まだちょっと原因不明、しかも基本的に元気はあるっぽいので抗ガン剤とかじゃなくてサプリメント。
…強い薬じゃないのでほっとしたり、効くのかなあと思ってみたり。
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ここはちょっと不思議に感じるかもしれないのですがこういったカラクリがあります。
なぜ、激しい取り立てが終わるのでしょうか。
それは貸金業規制法に関する大蔵省通達で禁止している内容にあります。
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